南昌大学外国語学院の紹介
南昌大学外国語学院は1998年に設立された。その前身は、江西大学外国語学部(1975-1993)と南昌大学人文学院外国語文学学科(1993-1998)である。
現在、本学院の専任教員及び職員数は193名である。そのうち、専任教員が165名、教授が13名、准教授が60名である。また、博士号の取得者が26名、博士課程在籍中の者が4名、院生指導教師が15名、留学経験者が79名、外国人教師が10名である。「教育部大学英語専攻指導委員会」のメンバーが1名、「江西省の大学名師」の称号取得者が1名、「江西省中青年学科リーダー」の称号取得者が2名、「江西省中青年ベテラン教師」の称号取得者が2名、「宝鋼優秀教師賞」の取得者が 1名在籍している。学生数は、1199名(内大学院74名)である。また、大学の学部生と大学院生を対象に外国語コースを実施しており、毎年16000名近くの学部生と4000名以上の大学院生が外国語コースを受講している。
外国語学院は、英語言語文学学科、亜欧言語文学学科、外国語教育部を設けている。英語(言語文学、英日コース)、英語翻訳、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語などの七つの専門を有している。そして、本学院では、外国言語文学一級学科授与権、英語言語文学、日本語言語文学、外国語言語学及び応用言語学などの二級学科修士授与権、翻訳修士専門学位授与権を有している。また、英米文学研究センター、外国語研究所、翻訳研究センター、日本語言語文化研究センター、演劇文化研究センターの五つの研究機関を設置している。
英語専攻は、省級のブランド専攻として認められ、2015年に行われた江西省の学部専攻の総合評価で1位に選ばれた。英語専攻のほか、日本語専攻、フランス語専攻、スペイン語専攻は、2016年に行われた江西省の学部専攻の総合評価で1位に選ばれた。「基礎英語」「上級英語」「大学英語読解と作文」は江西省高品質シェアレッスンに選ばれ、「中級日本語」は「第15回全国マルチメディアコースウェアコンテスト」で一等賞を獲得した。「上級日本語聴解」と「実用日本語(上)」は江西省高品質オンランシェアレッスン、「漫談フランス語」は南昌大学高品質オンランシェアレッスンに選ばれた。本学院は教育部の大学英語教育改革の国家モデルであり、南昌大学の英語教育は江西省のトップレベルに達している。
近年、国家社会科学基金プロジェクトが11件、中国学術翻訳プロジェクトが1件、教育部人文科学および社会科学プロジェクトが6件、中国外国語教育基金プロジェクトが2件、江西省人文科学および社会科学プロジェクトが98件、地方教育改革プロジェクトが13件、地方科学研究功労賞が20件である。また、中国核心期刊で発表された論文は240本以上あり、CSSCIジャーナルで92本、国内の権威のあるジャーナルにおいて12本、A&HCI論文6本、SSCI論文6本である。
本学院は、国際交流と協力に積極的に取り組み、毎年、学校間中外協力教育プロジェクトおよび中国留学基金プロジェクトを通じ、山梨学院大学、武蔵野大学、スペインのカスティムラマンチャ大学、ロシアのバシキール州立大学、フランスのポワティエ大学、ドイツのブッパタール大学、メキシコのグアナファト大学、オーストラリアのエディスコーワン大学などに70名以上の学生を派遣し、交換留学、インターンシップ、実践活動など、様々な交流活動を実施している。
本学院は学生の総合素質を向上させるために、各種コンテスト、外国語文化祭、「インターネット+イノベーション創業大会」、「成長の約束」講演会など多様な形式のイベントを行っている。これらの活動は、学生に生きた言葉の訓練の場を提供し、全面的に高いレベルを備えた外国語人材を育成するよう努めている。